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投稿日:11月 7日(水)04時55分34秒 琳派の技法で描いた菊の絵です。来週からこの絵を 織物にする工程に入ります。 途中経過もお見せできたら、と思っています。 すみ 投稿日:11月16日(金)22時19分45秒 さて「織物教室」と銘打っていただいた京都西陣織の製作現場レポートを 書き込みます。以前にいただいている質問に答えますね。 「絵を描く際には織りの工程を考えた上での絵になるのでしょうか? 絵は絵として純然と描き、織りは織りでどう再現するのか苦労なさる のでしょうか」 この質問は鋭い!詳しい解説は長くなるので「織物教室」に改めて書か せて下さい。簡単に言えば織りの工程を考えて描きます。 「この絵が帯になるのですか」 帯になります。この絵を織物でどう表現するのか、楽しみにして下さ い。葉っぱには金箔、緑、墨、黄緑などの色を使い、そして色の境界 線はぼやけていますね。これは「落とし込み」という琳派の技法です。 この「落とし込み」を織物で表現します。 「この絵を帯にする場合、背景にどんな柄を入れるのですか」 帯には何種類か織り方があり、それぞれに向いた柄を入れます。柄名 を書くより百聞は一見にしかず、工程の中で紹介しますね。 |