硫黄島->硫黄島新聞92.5.26 |
硫黄島新聞92.5.256 |
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No6 1992.5.26(火) | ||
緑○1尉のU麗談議 | ||
1 二人は 駆け足でサウナに行った。 帰りが遅くなり周囲は真っ暗。 外周道路を宿舎に向かって歩いていた。 すると向こうから一群の人影が歩いてくる。ザッザッザッ、歩調が合っている。 前日、同じところで海兵隊の1個分隊と会っている。 行き違うとき、前日と同じ調子で声をかけたが、今回は返事が返って来ない。訓練中のせいかなと思いつつ、踵を返し 歩き出した。 すると「 ザッ!! ]というけじめの良い音を最後に、 シ〜ンと静まり返ってしまった。 どうしたのかなと振り向いたそこには人影も気配もなかっ た。 二人は下も良く見えない外周道路を一目散に全力疾走で逃げ帰った。 2 3月17日、それは硫黄島での日本軍玉砕の日、雨があ がり、夜中の11時は過ぎていたと思う。 N3曹は、UF隊舎の外でザッザッザッと集団で規則正しい歩調で歩く音が聞こえた。 時々、「分隊止れ」「右向け止れ」でもするのか、足音がピタッと止る。 「こんな夜中に教練が?」 N3曹は興味半分、怖さ半分、覗いてみたい衝動にかられたが、体が動かない! いつまでやっているのだろうと思いつつ、眠りに落ちていった。 F曹長談:お前が「別れ!」「解散!」の号令をかけないからだ1! 3 UF隊舎 からBOQに帰る際、尿意をもようした。すでスリッパを履いて外に出てしまった。 「まあいいか]と前の草むらに向け、放尿した。 視線を下から上にあげていったところ、やせて、小柄な人影が目の前にいる。 驚いて、悲鳴をあげた。ジッパーを上げるのも もどかしく 逃げ帰った。 冷汗で服はびしょぬれ、そしてズボンは小使でびしょぬれだった。 F酋長談::UF隊舎周辺に住み着いている七面鳥じやろ〜 |
○○ 1曹 航空機(ジェット機)整備 新隊員77期 39.11.6入隊 留守宅 宮城県 家族 妻 長女専2 長男高2 略歴 4空団 1空団 1術校 趣味 油絵 切手コイン収集 スキー ワンポイント 洞窟の主 |
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○○ 1曹 電機整備 新隊員92期 47.7.3入隊 留守宅 山口県 家族 独身 略歴 7空団 5空団 趣味 読書 ソフトポール ジョギング ワンポイント 赤いリュックサック |
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○○ 1曹 救命装備品整備 新隊員137期 47.6.21入隊 留守宅 石川県 家族 妻 長男中3 長女中1 略歴 6空団 趣味 釣り スキー パチンコ ワンポイント 髭の手入れが大変 |
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○○ 2曹 ぎ装整備 新隊員73期 39.3.16入隊 留守宅 徳島県 家族 独身 趣味 読書 ソフトボール ワンポイント ふんどしの山 |