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硫黄島->硫黄島新聞92.5.19
硫黄島新聞92.5.19
No2   1992.5.19(火)
隊長紹介








教訓


パパイヤの木に登るな!
木は非常にもろい。


 バザールでござる。バザールでござる。
 NE゙Cのバザールでござる。
 でも怖いでござ−る。
 やっぱり地道に行くでござ−る
 あ〜


 4月12日(土)整備班の身長162センチ、ウエスト86センチの某2曹は、午前9時30分頃、先輩6名と島内探検に出かけた。粟津濠から南西約100メートルのジャングルの探検中、突然目の前にパパイヤの群落を発見、全員目の色が変わった。群落の中のうまそうに実を付けた-本のパパイヤに狙いをつけた。木の直径は40センチはある。地上約5メートルに実を付けている。3メートル、4メートル、5メートルにそれぞれ直径15から20センチの枝がある。実を取るためには誰かのぼらなくてはならない。さて誰にしようか?当然、最年少の某2曹が登ることになった。
 某2曹は尻を押してもらい、パンダが木にしがみつくごとくやっとの思いで木に登りつき、さるかに合戦のごとくパパイヤを落とし始めた。下では、力二さんが大喜びで拾い始めた。
 K1曹(4空団より転入)は、「その直後、某2曹の足元の直径20センチある枝が突然、バリバリと作を立てて落ちるとともに某2啓がとっさにしがみついた手元の枝もメリメリ、バリバリと折れて、落ドするのが見えた。同時に下にいた力二さんは全員が蜘の子を散らすように逃げた。ドスーンと枝と同時に黒い物体も落ちてきた。」とその時の様子を話している。
 ドスー-ン!。それは本に登ったサルさんであった。逃げた力二さん達がおそるおそる落ちた力二さんを取り囲んでしばし無言!。「ウーン」サルさん。「オイダイジョウブカ」力二さん。幸いカスリ傷ひとつ負わずサルさんが立ち上がったので力二さん達はホッとして「怪我がなくてよかった。]と顔を見合わせた。
  「あの様な太い枝が折れるなんて信じられない。今後パパイヤを取るときは絶対本に登ってはだめだ!」
 誰となくつぶやき、全員、無言でうなずいたとさ。
                        (永○記者)
小○ 剛○ 3佐

操縦
航学15 
35.4.14入隊
留守宅
家族 妻
   長女
   長男
略歴 飛実団
   総司飛 
   2空団  
   83空  
   2空団 
   3空団 
趣味 読書 野球 パチンコ
コメント
 飛行開発実験団時代の隊長は飛行開発実験団飛行隊の総括班長として9年間勤務した。
 この間、Q F104に昭和62年からかかわる。
 平成2年2月三菱社内飛行試験支援、平成2年7月から平成4年3月までの実用試験には移動訓練隊長としてQ Fにかかわる。この間、硫黄島在島200日以上を記録した。地上無線操縦の唯一のエキスパ
ートである。
 パイロットとしてめ経歴は、総飛行時間6500時間のベテラン。
FIO4 2500時間、T33 2400時間、T2 900時間、
F86D 500時間の経歴である。
 最初の2空団勤務中、激務から胃切除、その後遺症により飛実団勤務中、胆石切除している。
 鶏の肉が嫌いで有名。

隊長指導方針
1 明朗間遠
2 あわてず 確実に

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